書ききれないのでちょっとだけ…

実は、いつもブログを書いているので、自主開催の演奏会に向けての思いは書かなくてもよいなと思っていたのです。

 

私の思いよりも、団員一人一人の思いを知っていただきたい。

そのうえで、演奏会に足を運んでほしい。

 

この演奏会は、団員一人一人が主役であってほしい。

 

 

でも新しく入団された方もおられるので、内にも外にも知ってもらいたい、さざなみウインドアンサンブルの根柢の部分を書こうかなと思います。

 

 

さざなみウインドアンサンブルという楽団を立ち上げることが決まったのが一昨年の今頃。

4人が集まり、スタートしました。

 

でも実質的には、指揮者苅谷真と、運営委員長の私の2人の熱量だけで走り出したのかもしれません。

 

立ち上げに参加してくれた仲間が早い段階で抜けたことは、とても辛くて悔しくて。

お互いのやり方を責めあったこともありました。

”私が辞めれば団が良いほうに行くのなら辞める”と言ったことも一度ではありません。

 

でも、たどり着くところは同じ。

 

さざなみウインドアンサンブルを作ってよかったと思える楽団にしたい。

さざなみウインドアンサンブルに入ってよかったと誇りに思ってもらえる楽団に育てたい。

 

周りから見たら、おいおい。。。と思うやり取りもあるかもしれませんが、お互いバランスをとりながら団の運営をしているつもりです。笑

指揮者苅谷真がいなければ”さざなみ”は存在しえない事実。

そして、もう一人がいなくても”さざなみ”は…と思ってもらえていると信じたい。

それなりに、がんばってます。笑

 

さて。

自主開催の演奏会をやろうかという話になったのは、本番が少なく練習がマンネリ化してきた頃のこと。

 

どうすれば、みんながちょっと無理してでも練習に参加したくなるだろうか。

どうすれば、練習が楽しくなるだろうか。

 

やるとしたらいつやるのか。
どんな構成でやるのか。

団員のみんな賛同してくれるだろうか。

 

まだ早いんじゃないか。

今やる意味。

 

じゃあどの形が最適か。

 

車を路肩に止めて、半年後、1年後、3年後のさざなみについて何時間も話し合ったことを覚えています。

半年後の今の姿は半分理想通り。残りの半分は私たちの力不足だな…

 

 

みんなにアンケートをとり、選曲リクエストをお願いし、一人一役をお願いして進めてきた準備。

 

 

まだまだ先だと思っていた演奏会が数日後になりました。

団員だけでは足りない部分は、さざなみに共感してくれる奏者の力を借りることができました。

 

私が信頼しているクラリネットの賛助奏者、実は指揮者苅谷と他団体で共演していたことが発覚!
やっぱり、共感する人が集まってくれるようです。感謝です。

 

 

さざなみらしいな、と言われる演奏を。

 

さざなみらしいな、と言われる雰囲気を。

 

らしさって言葉で表現できるものではなく、感じていただくものなのかなと思います。

 

だから、会場で。

 

録画でも録音でも、だれかの感想でもない、生のさざなみらしさを。

 

お届けすべく残り数日スパートをかけます!

 

なんと当日午前のゲネも通常合奏のボリュームでやるのだとか…
その結果、本番バテバテ…

 

なんてことにはならない、愛と情熱とさざなみらしさたっぷりの演奏会です。

 

ぜひお越しください。

 

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2018年10月14日(日)14:00開場 14:30開演 
西宮市浜脇公民館講堂にて 入場無料