団員である、ということ

ざなみウインドアンサンブル常任指揮者の苅谷です。

これまで、さざなみウインドアンサンブルとは別に、
二つの吹奏楽団と現在も所属する管弦楽団で、
団内練習の指揮指導や本番指揮を経験しています。

常任指揮者の代わりに楽団を指揮指導する際には、
責任を持って正指揮者の補佐をする立場から、
高い意識を持って指揮指導に臨むようにしてきました。
(お陰さまでいろいろと勉強させていただきました)

しかし、さざなみウインドアンサンブルでは常任指揮者ではありますが、
指導者という意識ではなく私自身も団員という立ち位置です。

なので先生とも呼ばれておりません。

プレイヤーの皆さんは共に音楽を作っていく仲間であり、
そのプレイヤーである団員が、各々の楽器演奏に精進するのと同じく、
指揮者として指揮法、スコアリーディング、アナリーゼ、練習方法などの研究、事前準備を整えることは当然のこと。

これからも、自分自身が団員として、仲間である他の団員と向き合いながら、
さざなみウインドアンサンブルらしい音楽を育てていきたいと考え、
日々取り組んでおります。